ホスピタリティ精神と自立した責任感を大切に｜キュリオシティ株式会社 SES事業部 営業コンサルタント 天野 琢斗

コンサルティング・システムエンジニアリング・経営支援・AIプロダクト実装構築の4つの事業領域を展開する会社であるキュリオシティ株式会社。

今回は、SES事業部で営業コンサルタントとして活躍する天野 琢斗に、キュリオシティの特徴や働く魅力、印象に残っているエピソードについてインタビュー。「相手をまず第一に考える」という企業理念のもと、どのような想いで仕事に取り組んでいるのかを語ってもらいました。

なお、今回の記事の執筆には、株式会社ストーリーテラーズさんにご協力いただきました。

人材と企業の橋渡しを行うポジション

まず、天野さんが担当している営業コンサルタントはどのような業務内容なのでしょうか。

「コンサルタントやエンジニア人材と常駐先の企業様の間に立ち、双方のフォローアップを行っています。簡単に言うと、企業様と人材側双方のご要望を聞き、間に入って取り持つ役割です。

特に重要なのは、コンサルタントやエンジニアが常駐先について課題や悩みを抱えている場合に、私たち営業コンサルタントから企業様にお伝えすること。コンサルタントやエンジニアは立場上、企業様に言い出しづらかったり、言えずに抱えこんでしまうこともあるので、私たちがクッションの役割を果たしているイメージですね。

企業様・人材・キュリオシティの3者が合意できる着地点を見つけ出し、解決策を提案しています」

また、天野さんは企業への新規営業活動も行っています。

「コンサルタント人材を探している企業様に対し、どのような人材が欲しいのかを詳細にヒアリングして、それに見合った人材をご提案しています。新規開拓は交流会やテレアポ、Web問い合わせなど様々な手法でアプローチしています」

教育業界からSES営業へ異業種転職

天野さんはキュリオシティに入社するまでに3社を経験。最初のキャリアは、小学校教諭という全くの異業種からのスタートでした。

「1社目は小学校教諭で、小学校2年生の担任を1年間勤めました。期限付きの契約だったので、その後2社目として塾講師に。

塾では、中学受験や高校受験の指導、テスト対策や授業対策の授業を行っていました。また、塾校舎の拡大時に、親御さんに向けた販促営業を担当。その営業経験を生かしたいと考え、前職の3社目では、現在と同業種のSES営業の会社に転職しました。

教育業界という全く異なる業種から転職したので、IT業界は新鮮でした」

その後、なぜキュリオシティに転職を決めたのでしょうか。

「転職活動中に、とある会社から『キュリオシティという会社が、コンサルタント領域のSES営業職を探している』というお話を聞いたのが、キュリオシティを知ったきっかけです。

実際に話を聞いていく中で、強く惹かれたのは『会社の社風』や『代表の理念』。とくに印象的だったのは、『相手が第一』というスタンスです。ホスピタリティを大切にしながら、目の前の相手に真摯に向き合っていく。そのスタンスが自分の価値観と重なりました。

また、『一人ひとりが経営者スタンス』という文化にも共感しました。自分が判断の責任者として、しっかり自立した状態で業務を担う姿勢は、前職でも求めていましたが、なかなか難しい状況でした。しかし、キュリオシティはこの文化が根付いていて、自分にぴったりだと思いました。

そして、キュリオシティは『利益優先ではない』という経営方針を掲げています。もちろん利益も大切ですが、何より重視しているのは『関わる相手の課題を一緒に解決していくこと』。この考え方を聞いたとき、『ここであれば、自分が大事にしている考え方や仕事への姿勢を追求できる』と強く感じ、入社を決めました」

人の成長を間近で見られる喜びがある

入社して1年あまり。キュリオシティで働く中で、一番印象に残っているのは「人材の成長を間近で見ることができたこと」だといいます。

「ある現場に入った技術者の方がいたのですが、当初聞いていた業務内容と、実際の業務内容にギャップがあり、うまく力を発揮できない状態が続いていました。さらに、慣れない環境で体調も崩してしまいました。

その方は別の人材会社に所属していて、その人材会社の営業担当者が間に入っていました。まず私が行ったのは、その営業担当の方へのヒアリングです。どのように本人と関わっているのか、何を大事にしているのかなどの情報を丁寧に聞き取りました。

次に、その情報をもとに、どうすれば本人が無理なく現場で働けるのか、どんなサポートが必要なのかを整理し、一つひとつ一緒に考えていきました。この仕事は、問題が起きたときこそ感情に流されず、事実に基づいて冷静に向き合うことが大事なんです。

本人の希望と現場の実態の間にあるギャップを埋められるよう、丁寧に言葉を交わし、少しずつ橋をかけていくようなイメージで関わりました。すると次第に、環境が変化していき、本人も前向きに働くことができるようになっていきました。

そんなある日、その方が『現場で私が必要とされている実感が湧いています。今はもう、自信を持って働けています』と仰ってくださったんです。その言葉を聞いた瞬間、胸がいっぱいになりました。

そして、その方が笑顔で働いている姿を見たとき、『この仕事をしていて本当によかった』と、心から思いました。

一歩一歩確かに歩みを進めて人が変わっていく、その瞬間に立ち会えることが、この仕事のいちばんのやりがいだと感じています。」

「人としての天野」で信頼を得ていきたい

人材とクライアントの架け橋として、日々奔走する天野さん。今後、どのように成長していきたいのかお聞きしました。

「当社の事業を拡大するには、さまざまな企業様とのつながりをもっと増やしていく必要があります。そういった会社の課題に対して、自分のスキルを伸ばして対応していけるよう、現状と理想のギャップを一つずつ埋めていきたいです。

また、『キュリオシティとしての天野』としても、『人としての天野』としても信頼を得ていきたいと思っています。相手との信頼関係を築いて、お互いにウィンウィンな関係性を作れるよう成長していきたいですね」

最後に、営業コンサルタント職に興味を持たれた方へのメッセージをお願いします。

「時には、受け入れ企業様側と人材側の間に立って板挟みになってしまうポジションですが、『どのようにすれば、お互い納得のいく解決に向かうのか』を考えることが一番大事です。大変な仕事ではありますが、乗り越えて解決できた時に大きなやりがいを感じられる仕事です。

また、『ホスピタリティ精神を持ち、相手のことを第一に考える』という姿勢を大切にしている方と一緒に働けると嬉しいですね。

そして、携わる人材それぞれにパーソナライズして対応する必要がある仕事であり、幅広い考え方に触れることができるのも面白いですよ！」

キュリオシティでは現在、営業コンサルタントをはじめ、様々なポジションで新しいメンバーを募集しています。少しでも興味をお持ちいただいた方、ぜひ一度お話してみませんか？

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［執筆・校正・取材］株式会社ストーリーテラーズ　平澤 歩

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