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原体験からスタートアップ、そして建設業界の未来を創造する ~私がFunday technologiesを創業した理由~

はじめまして。Funday technologies株式会社 代表取締役の松井です。

この度は、数ある企業の中から当社のストーリーに目を通していただき、誠にありがとうございます。

私がどのような経験を経てFunday technologiesを創業し、どのような想いで事業に取り組んでいるのか、そして、これからどのような仲間と共に未来を築いていきたいのか。少し長くなりますが、お伝えできれば幸いです。

「これまでになかったものをつくりたい」 – 事業創造への憧れと原体験

私のキャリアの原点は、幼少期に遡ります。小学校から高校までの約7年間を中国で過ごしました。多様な文化や価値観に触れる中で、漠然と「新しいものを生み出すこと」への興味が芽生えていたように思います。

日本に戻り、国際基督教大学(ICU)に進学すると、そこには多くのスタートアップが勃興する熱気がありました。目を輝かせながら新しいサービスやプロダクトについて語る起業家たちの姿を目の当たりにし、「自分も事業をつくる人間になりたい」「これまでになかったものをつくり、社会に貢献したい」という憧れが明確な目標へと変わっていきました。

大学卒業後、その想いを胸に、まずは小さなスタートアップである株式会社スペースマーケットの門を叩き、インサイドセールスとしてキャリアをスタートさせました。

その後、大学の先輩が立ち上げた株式会社ペイミーに参画し、営業として約3年間、代理店営業から金融機関との折衝まで、幅広い業務を経験しました。

これらの経験は、事業の最前線で顧客と向き合い、サービスを届けることの面白さと難しさを肌で感じる貴重な機会となりました。

スタートアップでの経験を積む中で、「より事業をスケールさせる立場で事業開発に携わりたい」という気持ちが強くなり、一度コンサルティング業界へ身を置きました。アクセンチュア株式会社と株式会社ロイヤリティ マーケティング(Pontaカード運営会社)の合弁会社の組織で、大企業の持つリソースとスタートアップのスピード感を融合させた事業開発に携わることができました。

しかし、様々な経験を積む中で、やはり「スタートアップで新しいことをゼロから生み出すこと」への情熱が再燃したため、その後、スタートアップの企業でさまざまな業務を通じて事業の成長を支援してまいりましたが、なかなか思うように伸びず、トライアンドエラーを繰り返す日々が続きました。

この経験から、「確実に需要が見込める領域に事業のドメインを置くこと」の重要性を痛感したとともに、しっかりと軌道に乗せるための計画、ならびに推進が必要であることを認識しました。

「月曜日を憂鬱な気持ちで迎える労働者をゼロに」 – 創業、そしてピボットの先にあった建設業界

そして2022年、私はFunday technologiesを創業しました。当初は「働く人を生き生きとしたものにしたい」という想いから、産業医と企業のマッチングサービスを展開しました。

しかし、事業を進める中で、産業医という領域だけでは、自分が目指すビジネスのスケールや社会へのインパクトに限界を感じるようになりました。

ここで私の脳裏に強く蘇ったのが、ペイミーでの経験です。給与即時払いサービスは、社会的意義が大きく、かつ明確な需要が存在するビジネスでした。この成功体験が、「本当に世の中に求められているものは何か」を改めて問い直すきっかけとなりました。

私が事業を興す上で大切にしているのは、以下の3つの要素です。

  • 現場のの人にお役立てできるビジネスであり、地に足がついていること
  • 社会的インパクトがあること(課題の難しさが一定あること)
  • 需要が多いこと(喜ばれる人たちが多いビジネスであること)

これらを満たす領域はどこか。そして、私がこれまで培ってきた経験を活かせる場所はどこか。そうしてたどり着いたのが、「建設×人材紹介」というフィールドでした。

事業とは「利益」と「貢献」の両立。三方よしを追求する

私は、事業とは「利益を出し続けること(収益性)」と「関わる人たちに対して役立つこと(社会貢献性)」の両輪で成り立つものだと考えています。

この2つを高いレベルで両立させることは容易ではありません。しかし、「売り手よし、買い手よし、世間よし」のいわゆる「三方よし」を追求し、関わる全ての人々のお役に立つことを念頭に置いて仕事に取り組むことが、結果として持続的な利益に繋がると信じています。

建設業界は、私たちの生活に不可欠な社会インフラを支える、極めて社会貢献性の高い産業です。しかしながら、深刻な人手不足、特に現場を支える職人の不足という大きな課題を抱えています。ここに、私たちが貢献できる大きな可能性があると感じました。

現在、Funday technologiesでは人材紹介というビジネスモデルを軸に事業を展開していますが、これはあくまでスタート地点です。

将来的には、現場の職人さんが足りないという問題を解決するため、協力会社様同士のマッチング事業や、建設業界でキャリアを築きたいと考える方々へのサポート、さらには「手に職をつけたい」と願う方々への資格取得支援ビジネスなど、業界全体に貢献できる多角的な事業展開を視野に入れています。

特に設備業界は、高い専門性が求められる一方で、年収も比較的高く、注目されている分野です。しかし、その専門性を身につけるための教育サポート体制は、驚くほど限られています(全国でも専門校が数校しかないのが現状です)。

「手に職をつけたい」と考えたときに、建設業界が当たり前の選択肢として挙がり、必要なスキルを習得できるようなサービスを展開することで、業界の活性化に貢献したいと考えています。また、「施工管理」という仕事自体を知らない方も多いため、その魅力や重要性を伝えていくことも我々の使命です。

私たちが求めるのは、誇りと情熱を持って、共に未来を創る仲間

Funday technologiesが新たに迎え入れたいと考えているのは、以下のような方々です。

  • 建設業という仕事の社会貢献性の高さに共感し、誇りを持てる方
  • 求職者の方々から「ありがとう」と感謝されることに、心からの喜びを感じられる方
  • 既存の人材紹介事業に留まらず、私たちと共に新しい事業を創り上げていくことに情熱を燃やせる方

私たちは、単なる「人材紹介会社」に留まるつもりはありません。建設業界が抱える課題を多角的に解決し、業界全体の発展に貢献する企業となることを目指しています。そのためには、既存の枠にとらわれず、新しい価値を創造していく気概を持った仲間が必要です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。私たちの想いに少しでも共感していただけましたら、ぜひ一度お話しする機会をいただければ幸いです。あなたと共に、建設業界の明るい未来を創造できることを楽しみにしています。


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