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なにをやっているのか

私たち「たこ一」は、大阪で35年間にわたりスーパーを展開し、地域の皆様に愛されてきた企業です。たこ一は、単なるスーパーではなく、「お客様が来店する理由」を作り続けるスーパーとして、独自の戦略を展開しています。その結果、売上は年々成長を続け、2025年3月期には売上88億円を見込んでいます。

なぜやるのか

たこ一の企業理念 ▍たこ一の企業理念  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 『強い人』が『強い店』で『強い商売』を たこ一の企業理念は、「強い人」が「強い店」をつくり、「強い商売」を実現することです。ここでの「強い」とは、単なる体力や資本力のことではなく、**「お客様に価値を提供し続ける力」**を意味しています。 「強い人」 – 自ら考え、行動し、結果を出す人材を育てる 「強い店」 – ただ売るだけではなく、地域に根付き、お客様にとって必要不可欠な存在になる 「強い商売」 – 圧倒的な仕入れ力・販売力を活かし、成長し続けるビジネスを築く ▍たこ一の行動指針  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 1. 『鮮度第一』 – 商品の価値を最大限に高める  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ たこ一の最大の強みは、**「圧倒的な鮮度の良さ」**です。食品スーパーにおいて、鮮度は何よりも重要な価値の一つです。そのため、たこ一では以下のような独自の基準を設けています。 ・1坪あたり売上:業界平均が400万円のところ、たこ一では1,100万円を達成 ・鮮魚・塩干部門の売上構成比:業界平均を超える40%以上 ・精肉部門の生産性:社員1人当たりの売上1億円を達成 2. 『安売続行』 – 圧倒的な販売実績を生み出す価格戦略  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ たこ一が関西で支持される理由の一つに、**「安くて新鮮」**という圧倒的なコストパフォーマンスがあります。これは、単に安売りするのではなく、大量仕入れ・大量販売を可能にする仕組みがあるからです。 ・1日1店舗で数の子1トン販売 ・1日1店舗で巻きずし8,000本販売 このような販売実績を支えるのは、仕入れ力と価格決定の自由度です。たこ一では、各店舗のバイヤーが**「どのタイミングで、どれだけの量を仕入れるか」**を独自に決定できるため、市場の動向に合わせた最適な価格設定が可能になります。 3.『量販』 – 圧倒的な販売力で売上を最大化  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ たこ一では、**「売れる仕組み」**をつくり、商品を大量に販売する戦略を取っています。 ・1店舗の1日売上:年末には1,000万円超え ・店舗ごとの大量販売が可能な仕組み 一般的なスーパーでは、1店舗ごとの売上がある程度決まっており、特に生鮮食品の売上がここまでの規模になることは少ないですが、たこ一では、販売戦略・仕入れ戦略の両方を強化し、1店舗ごとの売上を最大化しています。 ・2022年3月期:57億円 ・2023年3月期:58億円 ・2024年3月期:66億円 ・2025年3月期予想:91億円(前年比25億円UP)

どうやっているのか

▍ファン化戦略で「行きたくなる」スーパー  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ たこ一は、「なぜお客様がたこ一を選ぶのか?」を徹底的に追求し、来店の理由を作ることを重視しています。その象徴的な例が年末商戦です。 たこ一では、年末になると数の子1トン、巻き寿司8000本が売れるほど、多くのお客様に支持されています。このような圧倒的な販売実績は、大阪の地域に根付き、長年の信頼を築いてきた結果です。 また、売上の推移を見ても、その成長が明確です。 2022年3月期:57億円 2023年3月期:58億円 2024年3月期:66億円 2025年3月期予想:91億円(前年比25億円UP) これほどの成長を遂げているのは、「たこ一に行けば、他では買えないものがある」という独自のポジションを確立しているからです。 ▍メーカー既製品にだけ頼らない、生鮮食品の強み  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ たこ一の大きな特徴の一つは、メーカーの既製品に頼らずに売上を伸ばしていることです。特に、水産部門の売上が全体の40%を占めており、**「鮮魚ならたこ一」**というブランドイメージを確立しています。 全体の売上のうち、80%以上が生鮮食品です。そのため、他のスーパーにはないダイナミックな商品ラインナップを提供できます。例えば、サメやスッポンなどの珍しい食材も扱っており、お客様に「ここでしか味わえない買い物体験」を提供しています。 ▍バイヤーになりやすい環境  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ①一般的なスーパーのバイヤー 通常のスーパーでは、バイヤーは本社に在籍し、市場に行かずメールやFAXで発注を行うことが一般的です。また、バイヤーのポジションは限られており、昇格のチャンスが少ないのが現状です。そのため、店舗スタッフは自分で意思決定する機会が少なくなり、やりがいを感じにくい環境になりがちです。 ②たこ一のバイヤー制度 一方、たこ一では、各店舗・各部門ごとに仕入れ担当者(バイヤー)を配置し、現場の裁量権を大きくしています。 商品/仕入れる金額/仕入れる量/売る価格を現場のバイヤーが主体的に決定することで、迅速かつ柔軟な対応が可能になり、売上の最大化に貢献しています。 さらに、たこ一では**133名の正社員のうち、40名が仕入れ担当者(バイヤー)**です。つまり、バイヤーになれるチャンスが他のスーパーよりも圧倒的に多く、20代のうちからダイナミックな仕事を経験できる環境があります。 ▍早期昇格の実績  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ たこ一では、若手の社員にも積極的に責任あるポジションを任せ、スピード昇格を実現しています。 ①一般的なスーパーのバイヤー昇格 昇格までの平均年数:10年 年収400万円~500万円 ②たこ一のバイヤー昇格 最短11ヶ月で主任(バイヤー)に抜擢(平均2.3年) 主任の年収:520万円 たこ一のバイヤーは、1日に70万円の仕入れを担当し、年間では各部門ごとに億単位の取引を任されるほどの裁量を持ちます。 鮮魚:2億円 塩干:1.7億円 青果:2億円 精肉:1.8億円 このように、若いうちから大きな金額を動かす経験ができるのが、たこ一の大きな魅力の一つです。 ▍働きやすい環境と給与  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ①一般的なスーパーの労働環境  閉店時間:午後10時前後  休み:年中無休、元旦も営業  休日:固定休みがない ②たこ一の労働環境  閉店時間:18時30分  休み:完全週休2日制、お盆・正月の大型連休あり  定休日:木曜日(週1回の確定休)  年間休日:111日(指定有給含む)

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