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「トラックの中が俺のオフィスだった」〜市場で鍛えられ、たこ一で花開いた商人魂〜

市場での修行と“小売”との出会い

仲買人としての刺激的な日々

中央市場で仲買人やってたときは、朝4時からみっちり働いてました。

荒っぽい人も多くて、正直ビビることもあったけど、トラックの中で作業したり、非日常の連続で新鮮だったんです。

毎日がとにかく刺激的で、眠くても楽しくて、あの頃の経験が今の自分の基盤になってるなって思います。


田中果実店との縁が始まる

市場に来ていたのが、たこ一の創業者がやってた田中果実店。

トラックでの配達ついでに手伝いへ行ったりして、奥さんにお駄賃もらって昼飯食って…めちゃくちゃ温かい時間でしたね。

そこで小売の現場に触れて、「売る」ってことの面白さを知れたのが、今に繋がってると思ってます。

一度、業界を離れて気づいたこと

給料はそこそこもらえてたけど、使う暇なんてなかった(笑)。

一回普通の会社に転職して、真面目に頑張ったら責任者になれたけど、なんか燃えるものがなかったんですよね。

やっぱり食に関わって、人と接する仕事が自分には一番合ってるんやって再認識しました。

たこ一への入社と“果物店長”時代

再び果物の世界へ、

創業者から声をかけてもらって、たこ一へ入社することに。

田中果実店を任されて、2日で550万も果物だけで売るお店で正直震えました(笑)。

プレッシャーもすごかったけど、やりがいも半端なくて、9年間、社員2人とバイト10人で駆け抜けました。

複数店舗での挑戦と責任の重み

香里園、千里丘、門真と次々に新店オープン。

そのたびに少人数で回してたけど、門真で3年間ガッツリやって、途中で高槻店を立て直す任務まで任されて…。



どんな時も現場で動いて、人と関わって、自分の力を試せる環境がありがたかったです。

店長としての矜持と転機

寝屋川店も立ち上げたけど、大好きだった会長が退職されて、ちょっと心にぽっかり穴が空いてしまって。なんのためにやってるのか分からなくなって、一旦リセットしようって思ったんです。

独立と再出発、そして鮮魚の世界へ

自分の店を持つという決断と迷い

その後、自分で八百屋を始めたんです。

奥さんと2人でやってるうちに「やっぱり俺は、みんなで仕事するのが好きなんや」って思いました。

たこ一の社長へ他社に就職するため挨拶しに行ったら、「戻ってこい」って言われて(笑)、戻ることにしました。



未経験から鮮魚部門への挑戦

入社したらまさかの鮮魚部門に配属!

魚なんて捌いたことなかったし、正直めちゃくちゃ不安でした。

でも、やるからには結果出したいって必死でやって、立花店の鮮魚部門を任されるまでになりました。



店舗間を渡り歩き、自分の強みを発揮

高槻、立花、門真…転々としてましたけど、「お前にしか任せられへん」って言ってもらえることが多くて、自分の強みを活かせるのが嬉しかったですね。

役員としての今と、社員への想い

現場のサポーターという立場

今は役員として現場をサポートする立場になって、六甲道や緑橋、八尾なんかを回ってます。

困ってることがあればすぐに動く。

でも、主役になるんじゃなくて、裏方で環境を整えるのが自分の役目やと思ってます。

育成とチームづくりへのこだわり

現場では「自立して動ける人」を増やしたいと思ってて、あんまり手を出しすぎないようにしてます。

でも、困ってたらすぐ助ける。



そうやってみんなが働きやすくなるチームをつくっていきたいですね。

求職者へのメッセージ

どんな人が“たこ一”に向いているか?

好奇心旺盛で、人と話すのが好きな人。

食べ物が好きってのも大事。チームで動く仕事なんで、協調性もあるといいですね。

成長できる人の特徴とは?

魚を捌くのが好きとか、売るのが楽しいとか、食べるのが好きでもOK。

なんでもいいから「好き」があれば、続けられるし伸びていきます。

迷っているあなたへ

もし迷ってるなら、とりあえず来てみてください。

やってみなきゃ分からんこと、いっぱいあるんで。進んでみたら、きっと見えてくるもんがありますよ。

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