こんにちは!ウォンテッドリーで人事を担当している佐々木( Profile )です。
”ココロオドル” 働き方の秘訣。シリーズ4本目の投稿となりました。前回までのストーリーはこちら!
今回は ”ココロオドル” 働き方の秘訣。#4. と題して、先日4月18日(金)〜19日(土)に一泊二日で実施した Camp W(合宿)のカルチャーを発信します!
目次 なぜやるのか?
何をやったのか?
どうやったのか?
事前のチーム編成と役割
実際の様子
結果発表
宴会タイム
まとめ
おわりに
なぜやるのか? ウォンテッドリーでは、全社の一体感を醸成するために、年3回ほど社内イベント(合宿、YEPP、クリスマスパーティー)を開催しています。
中でも Camp W は、ウォンテッドリーのカルチャー浸透のために1年に1度のペースで定期開催している大切なイベント。全社員が一同に集まり同じ空間・同じ時間を過ごすことで社内の”共感”をより深めるべく、毎年違うテーマや目的を持って開催しています。
コロナの影響もあり、一時中断していた時期もありましたが本年度から本格的に復活しました!今回の Camp W では、「部門や職種の垣根を越えた相互理解(One Team)」を起点に、全社での一体感を高めることを目的としました。
何をやったのか? ウォンテッドリーは、開発・ビジネス・コーポレートと3つの部門に分かれており、さらに職種別でも多くのチーム編成がある組織体系。同じ会社なのに業務上で接点が少なく、「そういえば、ちゃんと会話したことがないかも」というメンバー同士もいます…。
そこで今回の Camp W では、「部門や職種の垣根を越えた相互理解」を深めるために、私たちが掲げる Value の一つである「One Team」の体現を目指しました。
異なるバックグラウンドを持つメンバー同士が協働し、全体最適の視点で物事を進める経験を通じて、共通の価値観のもとに動く感覚を醸成したい。そんな想いを込めて、メインコンテンツを『Wantedly Hackathon(ウォンテッドリー ハッカソン)※』にしました。
また、ハッカソンを通じてウォンテッドリーの「Move Fast」「Get Things Done」「Less is More」といったValueも体現。限られた時間内で仮説をプロトタイピングして、完璧を求めすぎず、まず動くものを作る。そうすることで、シンプルかつユーザー価値に立脚したアイディア創出に挑みました。
さらに、「Code Wins Arguments」や「User Obsession」といったValueのもと、議論ではなく“動くもの”で仮説を検証するプロセスを実践。「ユーザーにとって本質的に価値ある体験とは何か?」を改めて考える機会となりました。
※ハッカソンとは ハッカソンとは、IT業界で使われる用語で、エンジニアやデザイナーなどが集まり、決められたテーマに対して短期間で集中的に開発作業を行うイベントのことです。ハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語で、チームでアイデアを出し合い、プログラムやシステムなどを開発し、その成果を競い合うのが特徴です どうやったのか? 今回の『Wantedly Hackathon』のテーマは 「ウォンテッドリーのサービス(Visit、Engagement、Hire、People問わず)で実現できたら活用される機能」とし、職種や部門に関係なく「欲しい!」と思える機能を、限られた時間の中でチーム協働のもと形にすることをゴールとしました。
アウトプットの条件は以下の3点
チームで協働して開発を行うこと 時間内にプレゼン資料まで完成させること プロトタイプやモックなど、サービスや機能の内容がわかるものをできる限り形にすること 技術面では CTO や開発リーダーの意見と協力を仰ぎつつ、インシデント防止と他チームへの影響配慮を重視。 一定のルールを定めつつも開発の柔軟性も確保された状態になるよう環境整備を行いました。
限られた時間・リソースでどれだけ『ユーザーに価値あるものをスピード感を持って届けられるか』を考え抜く実践の場となりました!
事前のチーム編成と役割 今回は7名×15チームという編成で職種横断型で実施しました。
各チームには開発・デザイナー・ビジネス・コーポレートのメンバーがバランスよく配置されるように考慮。開発&デザイナーメンバーでプロトタイプやUIの実装を、ビジネス・コーポレートメンバーで顧客課題の深掘りや価値提案の設計を担い、役割分担をしながらプロダクトを構築する体制をとりました。
「誰が手を動かすか」「誰がユーザー価値を考えるか」という分業ではなく、全員が当事者として仮説検証に取り組むことを意識したチーム設計です。
実際の様子 各チームがスライドなどのツールを活用しながらアイデアを可視化し、議論を深めていくスタイルで進行しました。ユーザー課題の整理からプロダクトの構想、仕様の設計まで、職能を越えて手を動かす姿が各所で見られました。
会場内にはコーヒーやお菓子、昼食のお弁当も用意され、参加者がリラックスして開発やディスカッションに集中できる環境を整備。
初対面のメンバー同士も自然と打ち解け、終始アットホームな空気感の中、ウォンテッドリーらしい「楽しく、でも本気」のハッカソンが展開されました。
結果発表 全15チームの成果物は、以下の4つの評価項目に基づいて全員で投票による採点を行いました!
機能の新規性およびユニークさ ユーザー利用や売上へのインパクト 機能の完成度 プレゼンテーション力
各チームとも、限られた時間の中で創意工夫と熱意の詰まった高い完成度のアウトプットばかり!
機能の斬新さや、ユーザー起点で設計された実装、魅力が伝わるプレゼンなど、どの角度から見ても見応えのある内容で、各チームの得点差はわずか数点という大接戦に。そして、いよいよお楽しみの表彰式!
CEO 仲からは、全体への総評として、限られた時間でのアウトプットにチームの強さを褒め称える言葉が送られました!
そして最終上位5チームを表彰式で発表!!!One Team で掴んだ豪華景品に長時間思考し続けた疲れも吹き飛び、笑顔があふれる時間となりました。
宴会タイム 表彰のあとは、チームの垣根を越えた宴会タイムへ。美味しいごはんとお酒を囲みながら、開発の舞台裏や「実はあのとき焦ってた」話など、普段の業務では見えない一面が垣間見える瞬間がたくさん。
笑い声が飛び交い、自然と「次もまた一緒にやりたいね」という声があがるほどで、組織としても一体感がより深まった時間となりました。
まとめ 今回の Camp W は、ただの合宿でも、ただのハッカソンでもありませんでした。
異なる職種・部門のメンバーが One Team となり、全体最適を意識しながら協働することの価値、仮説をまず形にし、完璧を求めすぎず「やってみる」ことの大切さ、そして、ユーザーにとっての本質的な価値とは何かを考え抜く姿勢――
ウォンテッドリーのカルチャーを“頭で理解する”から“体感する”へとシフトさせる、濃密な時間となりました。
チームで集まり、集中してアイディアや解決策を生み出すという体験は、日常の延長線では得られない貴重な学びです。そして何より、一緒に本気で取り組む仲間がいることの心強さや楽しさを、改めて感じられる場になったのではないでしょうか。
今後もこのような Value 体現の場を継続し、「やってみる」文化とユーザー視点を軸に、プロダクトと組織の両輪で前に進んでいけるカルチャーの醸成ができるよう取り組んでいきます。
おわりに 今回の ”ココロオドル” 働き方の秘訣 #4. はいかがでしたか?
これからもメンバーひとりひとりが、シゴトでココロオドル状態を作り出すべく色んなきっかけを創っていけたらと思っています🚀
また、ウォンテッドリーのチームや、働き方に少しでも興味があると思ってくれた人は、ぜひカジュアル面談でお話しましょう!
みなさんからのご応募を楽しみにしています!